☆ 第2弾 ☆
キャストリレーインタビュー ドン・ジョヴァンニ役のお二人です。
9/6(土)公演 ドン・ジョヴァンニ役 中尾奎五
ーーーーーー今回のオーディションに応募した動機や理由をお聞かせください。
中尾:こんにちは、バリトンの中尾奎五です。「宮本益光先生といえばドン・ジョヴァンニ!」というイメージがあり、何としても宮本先生の下で学ぶ機会を得たいという思いでオーディションに臨みました。昨年の『フィガロの結婚』に引き続き公演に関わらせていただき、感謝の気持ちで一杯です。どうぞよろしくお願いいたします!
ーーーーーー座右の銘、好きなこと、好きなもの、自慢できること、苦手なこと、声楽を目指したきっ
かけ、オペラ歌手になってよかったこと、逆に苦労していること、どんなオペラ歌手になり
たい、等々自由にお願いします。
中尾:昔から変わらず好きなものは珈琲です。お酒は殆ど飲まないので、本番の後は美味しい珈琲を飲むことを楽しみに歌っています。最近のマイブームは、良い声が出る食べ物や飲み物探しです。ある時タコを食べるとよく歌える気がして、本番の前日はタコを探し回ったりしています(笑)
ーーーーーーあなたが演じるドン・ジョヴァンニという役について、どのようにお感じになりますか。
共感が持てる、わかる気がする、自分とは正反対、持ち役としてずっと歌っていきたい、
等々自由にお願いします。
中尾:ドン・ジョヴァンニ役は、常に求心力を持ち、徒ならぬ色気で女性を魅了してやまない、バリトン(男性?)なら誰もが憧れる役柄です。自分の中でどこか神格化している部分もあり、役と向き合う際には大きな覚悟が必要でした。ところが、音楽稽古で宮本先生の指揮に合わせて歌ってみると、まるで何かに取り憑かれたように夢中で歌っている自分がいました。現実世界の自分とは180度違うキャラクターですが、湧き上がる感情に逆らわず、本番に向けて精一杯取り組んでいきたいと思います。
ーーーーーー今回の舞台への意気込み、抱負をお聞かせ下さい。
中尾:両日共に、現在活躍中のフレッシュな若手歌手の皆様が沢山出演いたしますので、宮本先生が手掛ける演出と出会うことによってどのような化学反応が生まれるのかワクワクしますし、お客様にも是非会場で楽しんでいただきたいです。また、昨年振付でお世話になった成平先生が今回はダンサーとして出演されるので、舞台上で共演させていただくことが今から待ち遠しいです!
ーーーーーー最後に、宮本益光さんについてひと言コメントしてください。
それこそ、自由にお願いします。
中尾:30代になり、声や身体の変化を感じる日々の中、この先どのように歳を重ねていきたいか考える時間も増えましたが、その理想像として真っ先に出てくるのが宮本益光先生です。関わる人を幸せな気持ちにするエネルギーに溢れ、常に挑戦する心を忘れず、確固たる歌のスタイルをお持ちの先生のような歌い手になりたいです。あとは、色気を少し分けていただきたいです。
9/7(日)公演 ドン・ジョヴァンニ役 亀山泰地
ーーーーーー今回のオーディションに応募した動機や理由をお聞かせください。
座右の銘、好きなこと、好きなもの、自慢できること、苦手なこと、声楽を目指したきっ
かけ、オペラ歌手になってよかったこと、逆に苦労していること、どんなオペラ歌手になり
たい、等々自由にお願いします。
亀山:バリトンの亀山泰地です。MSJ miniには「コジ・ファン・トゥッテ」に続いて2回目の出演になります。前回の舞台で感じた感動が忘れられず、今回もぜひ参加したいと思いオーディションを受けました。
もともとは小・中・高・大学とクラリネットを吹いていて、まさか自分が歌手になるとは思っていませんでしたが、気づけばこの道に進んでいました。
趣味は映画鑑賞で、ジャンルを問わず観ますが、気に入った作品を何度も繰り返し観る習性があるので、あまり本数は多くありません
ーーーーーーあなたが演じるドン・ジョヴァンニという役について、どのようにお感じになりますか。
共感が持てる、わかる気がする、自分とは正反対、持ち役としてずっと歌っていきたい、
等々自由にお願いします。
亀山:ドン・ジョヴァンニは、欲望のままに生きる悪魔のような存在ですが、同時に人を惹きつけてやまない魅力を持っていると思います。自分は真面目で不器用な人間なので(恐らく)、性格的には正反対なのですが、だからこそこの役を演じてみたくなるのだと思います。それほど魅力的な役だと感じています。
ーーーーーー今回の舞台への意気込み、抱負をお聞かせ下さい。
亀山:憧れだったドン・ジョヴァンニを、MSJの舞台で素晴らしい皆さんと一緒に演じられることが本当に嬉しく、今からとても楽しみです。この貴重な機会に感謝しながら、全身全霊で挑んでいきたいと思います。
ーーーーーー最後に、宮本益光さんについてひと言コメントしてください。
それこそ、自由にお願いします。
亀山:宮本先生への想いはなかなか言葉では言い表せませんが、とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。歌手として、そして舞台人として、本当に多くのことを教えていただきました。同じバリトン歌手として、これからもずっと目標であり、憧れの存在です。