浦安音楽ホール

J:COM浦安音楽ホールは、生音の響きを重視し、クラシックを中心とした
音楽を楽しむことができる本格的なコンサートホールです。

おとマルシェVol.29 山根一仁 インタビュー③

ヴァイオリニスト・山根一仁

ー11月6日(金)おとマルシェシリーズVol,29に登場する山根一仁さん。
本番に向けて、意気込みを語っていただきました!全3回にわたってお届けする最終回。
ぜひお楽しみください!
※第1回目はこちらから
※第2回目はこちらから

Q6. 今回のコンサートで演奏される曲の聴きどころや注目ポイントを教えてください。

山根:今回のコンサートではヴァイオリン一本で3人の作曲家の作品を紹介します。
まず、1700年代。バッハの書いた6曲ある無伴奏ヴァイオリンのための作品の一番最初の作品、ソナタ1番を演奏します。重厚感を感じられるト短調の響きの中を、縫うような、流れるような音の数々が、とても自由に溢れ出る作品です。形式的な一面を覗かせながらも、生き物のように常に形を変える、それがバッハの音楽の大きな魅力だと思います。
 
 続いて演奏するのはハンガリーの作曲家クルタークの音楽。クルタークは存命の方で今年100歳を迎えています。彼の音楽は人々の日常に寄り添うものが多く、難解なものというよりも、至極人間的な作品だと僕は思います。短い小品を散りばめた作品集から何曲か演奏させていただきますが、「音」のもつ可能性、様々な方向性を楽しんでいただけたらと思います。
 
 最後に演奏するバルトークの無伴奏ヴァイオリンソナタは30分ほどの大曲です。クルタークと同じハンガリーの作曲家であるバルトークですが、彼の音楽の最大の魅力は「夜」の音楽。この作品では第3楽章で深い森に迷い込んだかのような体験をすることができるでしょう。そしてバッハ、クルタークとの繋がりも感じていただけることと思います。個人的に、とても気に入っているプログラムです。

 

Q7. 当日会場へご来場くださるお客様へメッセージをお願いします。

山根:バッハ、クルターク、バルトークという素晴らしい作曲家たちが一本のヴァイオリンのために書き遺した作品が、断片的ながらも繋がる瞬間があるかもしれません。ヴァイオリンという楽器から生まれる様々な音楽を楽しんでいただけたらと思います。

 

Q8. 最後に今後の目標や叶えたい夢(音楽以外でも)などありましたら教えてください。

山根:音楽と共に永く在りたい。
そして、ラーメンを食べ続けられるよう健康で在りたい。

音楽からプライベートまで、真摯にまたユーモアを交えて答えてくださった山根さん。
公演ではヴァイオリン一本で、3人の作曲家の作品を演奏されます。
ぜひ会場で、圧巻の響きをお楽しみください!

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